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1/2成人式 イメージ

#8:【2011年版】井口小学校 〜未来の教室を目指して

half-initiation-rite_vol8_01.jpg2010年に、1/2成人式にかかわってからのこの1年間、「伝わること」をテーマとしたワークショップを、大学の授業やセミナーなど様々なところで行ってきました。そのきっかけも、その知見やノウハウのベースも、井口小学校での体験からくるものです。汐留イノベーションスタジオの活動の中で出会ったみなさんに、この体験を話すと、どなたも共感していただけます。この取り組みには、誰もを虜にする魅力がたくさん詰まっているようです。

2011年1月。今年も、井口小学校の先生たちと一緒に、1/2成人式を盛り上げていこうということになりました。昨年の取り組みから進化したワークショップをしようということで、今年の私たちのテーマは「未来の教室」。そのために「ClipCM」のiPad版を開発し、それを教室に持ち込んで、子どもたちに使ってもらおう! と意気込んで、準備を進めていました。最新のデジタルツールのiPadを使いこなしている子どもたちの姿を想像して。

パソコンとは違って、タッチパネルで直感的な操作ができること、教科書のように両手で持って対峙することができること、まわし見をしたりして同級生と共有しやすいことなど、
iPadならではの特性と「ClipCM」との相性の良さが、子どもたちの感性と創造力をもっと高めてくれることは間違いありません。それ以上に、子どもたちは目を輝かせてきっと喜んでくれるだろうなと。

half-initiation-rite_vol8_02.jpgそんな私たちの思いに共感をいただいたソフトバンクモバイルの協力もあって、「ClipCM」を搭載したiPadを教室の中へ。子どもたちは好奇心いっぱいの表情を見せながら、最初は恐る恐る触っていたのですが、あっと言う間に、自由自在に使いこなしています。一人で黙々とこだわった編集をする子、同級生と一緒にわいわい相談しながら編集をする子たち...それぞれが色とりどりな使い方をして、あたかも、前からそこにあった教材のように扱っている、まさに子どもたちの力によって、未来の教室の姿が目の前に現れたといえます。

また今年のもう一つの新しい試みとして、家庭や学校の枠を超えて『地域の人と一緒に子どもを育てる』ということの具現化をしようと、式に地域の方々をご招待することに。子どもたちが自ら、コミュニティセンターの方にお願いしてポスターを貼ってもらったり、卒園した保育園や幼稚園の先生のところにご案内に伺いました。

このように進化した取り組みは行いましたが、子どもたちと先生と共有したことで生まれてくる気持ちは、昨年と同じ。式に向けて、期待と不安が募っていきます。今年の子どもたちは、どんなプレゼンテーションをみせてくれるのだろうかと。

half-initiation-rite_vol8_03.jpgそして、2011年3月4日。
今年の小学校4年生は、3クラス87名の子どもたち。ひとりひとりの将来の夢が、ステージから木魂されます。個性的なパフォーマンスも加わって、宣言と4コマ動画もしっかりと伝わってくるものに。何度この場にいても、感動的で、気持ちのいいものだと再認識しました。

先生たちから「式が終わって家に帰ると、この話題で持ち切りのはずです。もちろん自分たちのこともそうですが、ふだん話題にしないような同級生の子の話も出てきていますよ、きっと。この式は余韻を残して、家庭を盛り上げてくれるはずです。それが今度は、地域を盛り上げることにつながると、もっといいですね」というお話がありました。今回の試みであった地域の参加をもっと広げて、1/2成人式をたくさん人たちで見守り、応援することができれば素敵だなぁと私たちもそう思います。

今年もまた、1/2成人式の素晴らしさを実感しました。そして、この取り組みがもっともっとたくさんの学校や地域に広がっていったらいいなぁと。そのために私たちができることをしようと、色々な方々のご協力のもと、すでにいくつかの動きを始めています。

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