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1/2成人式 イメージ

#3:将来の夢の宣言が、もっと伝わるために

half-initiation-rite_vol3_01.jpg一連の流れの中で、私たちが加わり、どんなことをすれば、より充実したプログラムにパワーアップできるだろうか? 先生たちとディスカッションを重ね、導き出したのが、「ClipCM」を使って、子どもたちと一緒に30秒の動画をつくり、式ではそれをバックに、ひとりひとりが30秒の将来の夢のプレゼンテーションをするというカタチでした。

このカタチを実現するために、私たちは教室に入り、2回のワークショップをさせていただくことになりました。1回目のワークショップは、未来日記ができあがったところで、これまでファイリングした中から写真や絵を4枚選びながら、4コマのストーリーを組立て、それにあった、30秒分の宣言文を書くというものです。まさにこの作業は、CM制作における絵コンテ企画と同じような体験となります。

half-initiation-rite_vol3_02.jpgまずは、根本的な考え方について、子どもたちにお話します。「伝える」ことと、「伝わる」ことは大きく違います。自分が伝えたいことが、相手に伝わらないと意味がありません。どうしたら「伝わる」ものになるのかについて、一緒に考えてみよう!

ただ、サッカー選手になりたい! というだけでは、自分が思い描いているイメージが具体的に伝わりません。それを聞いた相手は、どうしてサッカー選手になりたいんだろう?と思ったり、どんなサッカー選手になりたいんだろう? と、もの足りない気持ちになりますよね。聞いてくれる相手に伝わるために、その夢を持ったきっかけや、家族との思い出を探してみることが大切。そして、その夢を実現するためには、これから具体的に何をしたらいいのだろうかと考えてみよう! それが具体的になればなるほど、相手に伝わる宣言になります。

次に、ストーリーの組立て方について、子どもたちにきっかけを与えます。伝える順番は、とっても大切。夢を持ったきっかけや思い出から語って、だから私はこうなりたい、という方法もあるし、最初に結論から話して、なぜなら...と理由を提示する方法もあります。「起承転結」を意識して、4枚の写真を並べ変えながら、4コマのストーリーを考えてみよう!

half-initiation-rite_vol3_03.jpg最後に、30秒の宣言文を書くときに大切なのは『言葉探しは、宝さがし。』ということです。一回書いてみた表現がちょっと物足りないかもと思ったら、立ち止まって、他の言いまわしや言葉がないかじっくり考えてみよう。もしかしたら、その一言で、相手をもっと感動させたり、笑顔にさせられたりするんじゃないかな。みんなにもそういうことが、きっとできる。式のステージにあがって、自分が宣言している場面をイメージして、伝わる宣言文を書いてみよう!

こうして、1回目のワークショップを通して、4コマのストーリーシートが、それぞれの子どもたちの個性が溢れる夢で埋まっていきます。

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