Prev next

#1 イメージ

#1:絵本ナビ代表取締役社長金柿秀幸×SIS

パパと子のコミュニケーションが未来を創る(3)

 

遊び心から生まれる発想こそが大切

 

session01-05.png金柿 『PaPaCo Design Project』は、大人も一緒になって楽しい遊びをクリエートするというコンセプトが、すごく面白い。昔の遊びを伝承するのもいいけれど、自分たちの時代ならではの新しい何かを生み出すことは、とても重要だと思います。

 

SIS 大人もそうですが、子どもたちにも想像させる行為をもたらす媒介物とか刺激物っていう点では、絵本の読み聞かせと似ているものがあるかもしれませんね。

 

金柿 確かに。絵本はコミュニケーションのきっかけのツールとも言えますが、そう考えると、このプロジェクトのおもちゃと絵本は、確かにとても近いかもしれません。

 

SIS 私たちがおもちゃを考える上で大切にしているのは、それだけで遊びが完結するものではなく、それをきっかけに、自分たちで遊びを発展させることができるかどうか。「スカイキャンバス」や「おしゃべりフライパン(Chat Pan)」といったツールをきっかけに、空想の物語を作るなど、さらなる好奇心へと繋がるような"余白"が大切だと考えています。広告の世界でも、歴史に残るグラフィックって、その先を想起させるものが多い。行間を残して、相手に考えさせるというような。広告の世界と遊びの世界は違うけれど、人間にとっての豊かな時間の意味合いとは、そういうことかもしれないと思っています。

 

session01-04.png金柿 ものの見方に補助線を引くというか。その発展形が、面白いですよね。ここから、様々なことが起こる可能性を秘めていると思います。このフライパンなんかも、既存のものでも見方を少し変えると、どうなるか?というアイデア。無駄かもしれないけれど、面白いよな~って思います(笑)。

 

SIS 「おしゃべりフライパン」は朝食のテーブルの家族の会話をイメージして、そこにちょっとパパの遊び心を加えたらどうなるだろう、ということで生まれました。

 

金柿 「遊び心」はとても大事な発明の源ですね。僕の活動の根底には、子どもたちに、大人になることに対して希望を持って欲しいという思いがあります。僕の父は、面倒くさいくらいに、いつもワクワクしていました。そんなふうに、楽しんで物事に取り組んでいる、「大変だけど楽しいぜ」っていう姿勢を子どもたちに見せたい。

 

SIS  私たちが提供するおもちゃをきっかけにして、大人の方々にも、子どものときのように楽しく空想することを、もう一度思い出してもらえればいいなって思います。

 

(1) (2) (3) (4)

 

 

<プロフィール>
金柿 秀幸/KANAGAKI HIDEYUKI
株式会社 絵本ナビ代表取締役社長
大手シンクタンクにて、経営企画に従事した後、2001年絵本ナビを設立。「パパ's絵本プロジェクト」で全国で絵本おはなし会を展開など、事業、プライベートを通じて、絵本を通じて幸せな時間を応援する活動を行っている。
2006-2007ブックスタート絵本選考委員。NPO法人ファザーリング・ジャパン初代理事。
主な著作に『幸せの絵本』(ソフトバンククリエイティブ)など。

Prev next

Information from NewEntry

#1:星に想いを届けられる絵本『きらきら星に贈る詩』、リリース

100億人の宇宙詩(そらうた)-地球人の心プロジェクト-、この活動の第1歩として、宇宙に想...

#1:SIS次なる活動の舞台は、いよいよ宇宙へ

地球ってなんだろう?地球人ってなんだろう?宇宙を見上げ、この星で出会った人々や自然に想いを...

pagetop