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#1:絵本ナビ代表取締役社長金柿秀幸×SIS

パパと子のコミュニケーションが未来を創る(2)

 

未来づくりはひとづくり

 

session01-03.pngSIS 実は私たちも「親子」という関係にすごく注目しているんです。未来づくりはひとづくりから、と考えています。明るい未来を想像して、それに向かって進んでいく人がいれば、そしてそんな人がたくさん増えていけば、きっとワクワクするようなクリエーティブな世界になるはずです。

 

金柿 最近、特に「父親」の意識は変わっていて、社会的にも、パパが育児するのっていいよねというイメージが定着してきました。そんな中で僕が感じているのは、何にしても結局大切なのは、自分も楽しみたいという気持ち。大人の方が楽しんでいると、その雰囲気が子どもに伝わって、楽しさのキャッチボールが始まる。まさに相乗効果です。

 

SIS 金柿さんの活動を拝見していると、子どもが楽しんでいるのはもちろんですが、金柿さんをはじめとする大人たちが、誰よりも楽しんでいる印象を受けます。まさに楽しいことって伝播していきますよね。先ほど、「親子」に注目しているといいましたが、私たちも注目しているのが、まさに「パパと子」の関係です。父親にはそういう楽しい発想でなにかやってみるということを子どもに伝える役割があると思っています。

 

金柿 確かに、絵本選びにも父親らしさっていうのがあるんです。それは"ナンセンス"で、何かの役に立つわけでもないんだけれど、面白いじゃん、というような絵本です。そういった役に立たないことを面白がれるのが、父性という気がします。ママとパパが全く同じ価値観である必要はなく、それぞれに面白いと思うことを、子どもと共有できればいいのですから。

 

SIS 子どもは皆、空想好きで、それに意味があるかというと、彼らのイマジネーションはナンセンスだったりします。だけどそれって実は、広告の世界に近いんです。私たちが仕事をする過程では、無数のアイデアが生まれます。そういった仕事のアイデアを生み出すことは、たとえば、子どもが拾って来た葉っぱを親が「こんなふうに使ったら面白くない?」と提案して、親子で遊びを発展させていく行為と似ています。

 

金柿 絵本の読み聞かせも、ただパパが子供に読んであげるだけではなく、子供のいろんな反応にさらに応えながら、二人で想像の世界をふくらましていくことが醍醐味だと思っています。

 

SIS なるほど。金柿さんがおっしゃっているように、想像力を活かして、親子がもっと楽しみながら、クリエーティビティを身につけていくようなものができたらいいなって私たちも思っています。そういうことを具体的に実現しようという活動として、『PaPaCo Design Project』を立ち上げました。このプロジェクトでは、様々な方々と一緒になって、パパと子が遊べるおもちゃやツールを創っているところなんです。

 

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<プロフィール>
金柿 秀幸/KANAGAKI HIDEYUKI
株式会社 絵本ナビ代表取締役社長
大手シンクタンクにて、経営企画に従事した後、2001年絵本ナビを設立。「パパ's絵本プロジェクト」で全国で絵本おはなし会を展開など、事業、プライベートを通じて、絵本を通じて幸せな時間を応援する活動を行っている。
2006-2007ブックスタート絵本選考委員。NPO法人ファザーリング・ジャパン初代理事。
主な著作に『幸せの絵本』(ソフトバンククリエイティブ)など。

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