next

第4回 イメージ

第4回:株式会社ABC Holdings取締役 志村なるみ


キッチンから生まれる未来(1)

 

志村なるみ(株式会社ABC Holdings 取締役)
武藤新二(汐留イノベーションスタジオ ディレクター

 

3月に開催された『ClipCMフェスティバル』で、ゲスト審査員を務めてくださった志村なるみさん。いまや、アクティブな会員数だけで23万人という『ABCクッキングスタジオ』を創設した女性起業家の目には、ClipCM、そしてSISの未来はどう映ったのでしょうか。

 

 

『夢を与える大切さ。』

 

dialogue_with_sis_vol4_04.jpg志村 『ClipCMフェスティバル』、大きくなるな、大きくした方がいいな、と思いました。いずれ一般公募まで広がっていくと、世の中のCMに対する意識も、きっと変わっていくんじゃないかという予感がしましたね。

 

武藤 CMをつくる作業って、言葉をつくったり編集したり、とても楽しいんですよ。その「楽しさ」を一般の人にも味わっていただきたいというピュアな想いが、『ClipCM』には込められています。コミュニケーションのツールとしてCMを使ってもらい、そのおもしろさを知ってもらうことで、CM自体がもっと活性化すればいいなと考えたんです。

 

志村 一般の人たちが使い始めると、プロじゃ考えつかない突然変異のような表現方法を発明するかもしれませんしね。それにしても、フェスティバルに作品を応募する機会って、たとえ受賞できなかったとしても、きっと夢を持てたんじゃないかと思います。『ABCクッキングスタジオ』もきっかけとか夢を売るのが本業だから、そこはつながるものを感じました。いずれは賞をもっとたくさんつくって、夢をいっぱい与えるフェスティバルになるとおもしろいかもしれませんね。

 

dialogue_with_sis_vol4_06.jpg武藤 実は、第2回目の『ClipCMフェスティバル』を開催したいとは思っていまして、規模も、もっと大きくしたいと考えています。

 

志村 でも考えてみると、あのオペレーションのクオリティを保ったまま規模を大きくするのは、ちょっと大変かも......。

 

武藤 ぼくたちで、例えば全国の大学を回るのは物理的に不可能ですからね。そこで、既にそういったネットワークをお持ちのプレイヤーの力をお借りし、進めていこうと思っています。SISは、プロトタイプをつくるいわばインディーズ集団。具体的なものができたら、ノウハウやコンテンツを持っている方々とコラボレーションして、一緒に育てていこうという構えです。そういうプラットフォームをつくることこそ、ぼくたちが目指しているところですから。

 

(1) (2) (3)

 

 

<プロフィール>
志村なるみ(株式会社ABC Holdings取締役)
株式会社ABC Cooking Studio創立者。食の大切さを伝えていきたいという想いのもと、料理教室ABC Cooking Studioを立ち上げる。近年、女性の社会進出が進む一方、仕事と家庭の両立をはかる「ワークバランス」の必要性を唱えている。主な著作に『ABC Cooking Studio 女性の心をつかむブランディングの軌跡』(朝日新聞出版)など。


武藤新二/MUTO SHINJI
株式会社電通 汐留イノベーションスタジオ チームリーダー/クリエーティブディレクター
1992年、広告会社電通に入社。クリエーティブディレクション、コミュニケーションプランニング・商品ブランド開発設計、ソーシャルデザイン、メディアコンテンツ企画制作など、仕事の領域は多岐に渡る。2010年7月、電通社内に「汐留イノベーションスタジオ」を立ち上げ、社内さまざまなセクションから集まったクリエーター、プランナーを率いる。


next

Information from NewEntry

第17回:財団法人日本宇宙フォーラム主任研究員 山中勉

地球人を育てるために(3)『詩×宇宙×IT=地球人!』武藤 今回SISとの取り組みとして、...

第17回:財団法人日本宇宙フォーラム主任研究員 山中勉

地球人を育てるために(2)『地球人としての視点が芽生えるまで』武藤 そもそも山中さんご自身...

pagetop