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第15回:ダンサー・振付師・タレント・俳優 パパイヤ鈴木

いまの日本には、「イイ」が必要だ(1)

 

パパイヤ鈴木(ダンサー・振付師・タレント・俳優)
武藤新二(汐留イノベーションスタジオ ディレクター

 

あるときはダンサーや俳優として、またあるときは振付師として、オンステージ/バックステージを問わず活躍を続ける才人・パパイヤ鈴木さん。そんな彼と SISのコラボレーションにより生まれたメソッド『カズフミくん』が、いよいよ9月15日より公開されました。それを記念し、開発秘話やこのアプリが目指 すところを、改めてパパイヤさんと語らい合いました。

『カズフミくん開発の背景。』

dialogue_with_sis_vol15_01.jpg武藤 この1年間、何度も打ち合わせを重ね、試行錯誤を繰り返した『カズフミくん』のアプリが、ようやくリリースされました! 

パパイヤ おつかれさまでした! スタート地点から比べると随分違うものになりましたが、結果として、すごくいいところでまとまりましたよね。

武藤 当初パパイヤさんとは、「PaPaCo Design Projectの一環として何かご一緒しましょう」って話し合っていたんですよね。それまでPaPaCo Design Projectは、どちらかというとアタマとかココロにアプローチをする「考えるおもちゃやアプリ」を開発してきたので、今度は、カラダをテーマにしたも のを一緒に開発できればいいな、と思っていたこともあり......。

パパイヤ 最初は、お父さんと子どもでやる「組み体操」といった趣の、「パパコ体操」的なものを開発してみようか、という方向性からスタートしましたっけ ね。でもちょうどその頃、中学校でヒップホップダンスが必須科目になるというニュースが飛び込んできて、ぼくのところにも教育関係者の方たちが相談に来た りして。

dialogue_with_sis_vol15_02.jpg武藤 そう、ちょっとビックリですが、平成24年度から「創作ダンス」「フォークダンス」「現代的なリズムのダンス」の3つが、中学の保健体育の必須科目 になるんですよね。そのうちの「現代的なリズムのダンス」が、いわゆるヒップホップダンスというわけですが、先生たちからも不安な声が聞こえて来ると仰っ ていましたよね。

パパイヤ だって、絶対生徒のほうが上手いですもん(笑)。それに、教えるのはまだしも、どうやって成績を付けていくのか。「うーん、このステップは30点、このターンは40点」とか(笑)? それはないですよー。

武藤 (笑)。そんなこともあって、「パパコ体操」の方向性から、教育の現場で使われることも視野に入れた、「ダンスの譜面」のようなものを作ろうという流れに変わっていったんですよね。『カズフミくん』は、その帰結として生まれたアプリでした。

dialogue_with_sis_vol15_03.jpgパパイヤ 最初からアプリの開発ありきだったわけじゃなくて、一緒にダンスのメソッドを考え、そのメソッドを実践するにあたっては「こんなアプリがあったら便利だよね」、ということで生まれたんですよね。

武藤 たとえばピアノだったら楽譜があるし、野球だったらキャッチボールや素振りからはじめればいい、ということはみんな何となく知っているけれど、ダン スって、素人にしてみたらどこからはじめたらいいのか全くわからない。だから、「ダンスの譜面」を作ってみましょうということで方向性が決まり、そこから ようやく、プロジェクトが本格始動しましたね。

 

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<プロフィール>
パパイヤ鈴木
1966年東京都生まれ。ダンサー、振付師、タレント、俳優。振付師の活動と平行して結成した『パパイヤ鈴木とおやじダンサーズ』が話題を呼び、一躍表舞台へ。現在は、ドラマや映画、バラエティへの出演を続けながら、振付師として多忙な日々を送る。

 

>>オフィシャルブログ
>>Twitter:@papayasuzuki
>>事務所公式サイト

 

武藤新二/MUTO SHINJI
株式会社電通 汐留イノベーションスタジオ チームリーダー/クリエーティブディレクター
1992年、広告会社電通に入社。クリエーティブディレクション、コミュニケーションプランニング・商品ブランド開発設計、ソーシャルデザイン、メディアコンテンツ企画制作など、仕事の領域は多岐に渡る。2010年7月、電通社内に「汐留イノベーションスタジオ」を立ち上げ、社内さまざまなセクションから集まったクリエーター、プランナーを率いる。

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